こんにちは、ジャックダニエル(@indiaJackdaniel)です!!
インド人がインド国内転勤し、辞めて戻ってくる話
先日、興味深い話を聞きました。
インド人が、インド国内転勤し、辞めて戻ってくる話を聞きました。
その理由として、食、言語の問題があるそうです。
食
インドといえばカレーだ!ナンだ!とひとまとめにして考えがちですが
北と南では食べるものが全く違います。記事にまとめてあります、見てください。
辛いものを好むインド人もいれば、辛いものが苦手なインド人もいます。
南インド人が、北インドに転勤になり
ゲソゲソになって、辞めて帰っていったそうです。
カレーとナンがあればいいんじゃないの?!と考えていましたが
そんな簡単な話ではないそうです。
他にも地方から出てきた、インド都市に住むインド人が
『ここにある食べ物は、オイリーで健康的ではない、お母さんのご飯が食べたい』と言っていました。
同じ州内でも、食に悩みを抱えているインド人がいます。
言語
インド国内には、認めているものだけで22言語あります。
公用語は、ヒンディー語、準公用語は、英語です。
インド国内では、ヒンディー語を喋れれば
ほとんどの人とコミュニケーション取れるのですが、南インドの人達はヒンディー語を喋る事を拒みます。
南インドの人達は、北インドの人とコミュニケーションをとるとき、英語を喋る事を好みます。
南インドの人は、ヒンディー語を知っているけど、喋らないそうです。
理由としては、歴史的な背景、文化を守る事です。
ドレビディアン人はインド唯一の主要な住民でした。
アリーア人は、インド国内を侵略し、ドレビディアン人を降伏させ
北部の大部分を侵略しました。
現在北インドにアリーア人が多く住んでいて、南インドにはドレビディアン人が多く住んでいます。
そういった歴史の背景を考えると、南インド人がヒンディー語を喋りたくないのがわかりますし
自分達の文化を大切にしたいのも理解できます。
インド人のインド国内転勤は、日本人の日本国内転勤より大変だと思います。
違う都市から働きに来たインド人がいれば、こういった考慮をしてあげると気が楽になると思います。